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あなたはマシーン・トレーニングだけで満足してませんか?

スポーツジムに行くと多くのマシーンが並んでいます。また、一角にはダンベルやバーベルが並んだフリーウエイトエリアが在ります。フリーウエイトエリアはマッチョな人やマニアックな人が居て入りずらいと思っている人もいると思います。まあ、取り敢えずマシーントレーニングをしている人が多く居るのではないでしょうか?

そもそもマシーン・トレーニングとフリーウエイト・トレーニングの違いは何でしょうか?これらはそれぞれメリットとデメリット、そして特徴があります。
特徴が判れば、どっちをすべきなのか?効果的な使用法が解ります。

目次

マシーン・トレーニングの特徴

マシーン・トレーニングとは、専用の機械を使用するエクササイズです。

マシーン・トレーニングのメリット

● 比較的安全に行うことができる
動かす軌道が決まっているタイプが主流で、負荷を動かす方向を自由に変えたり、動かす時にバランスをとる必要がなく、背もたれなどに体を固定した状態で行えるため安定性が高く、比較的安全にトレーニングを行うことが可能です。

● 特定の筋肉をピンポイントに追い込むことができる
マシンごとに鍛えることができる筋肉が決まっているため、胸を鍛えたい場合はこのマシン、肩を鍛えたい場合はこのマシンというように、簡単にメニューを組むことができます。初心者1人でも、スムーズにトレーニングが行えます。また、カラダが安定した状態で行えるため、安全に限界まで筋肉を追い込むことができます。

マシーン・トレーニングのデメリット

● 動きを安定させる能力を養いにくい
特定の筋肉をピンポイントに追い込むことができる反面、それ以外の筋肉に対しては刺激量が低下します。日常生活において身体を動かす場合には、単一の筋肉だけで動いてわけだなくその動きをサポートする筋肉(協働筋)が働いています。その筋肉に刺激が殆ど貼りません。

● 全身を鍛えるためには多くのマシンが必要
マシントレーニングは、スポーツジムなどの施設でなければ行えません。また、全身を鍛えたい場合はいくつものマシンが必要です。マシンが充実していないジムの場合、思うようにトレーニングができないということもあります。

フリーウエイト・トレーニングの特徴

ウエイト・トレーニングとは、ダンベルやバーベルを使用するエクササイズです。

フリーウエイト・トレーニングのメリット

● 動作軌道が自由である
人間の動作そのものが、そうであるようにウェイトをフリーで動かせる事はトレーニング特性として非常に機能的です。

● 目的とする部分以外の筋肉も刺激できる
フリーウエイトの場合、負荷の直接かかる四肢のトレーニングを支えるために体幹やその他の四肢の筋肉群でバランスを取る必要があります。たとえばスクワットであれば、しっかり両足で踏ん張り、姿勢を正しく保持した状態で動作を行います。そのため、目的としている下半身だけでなく、体勢を保つための体幹部にも大きな刺激がかかります。

● 1つあれば全身のトレーニングができる
自由度が高くバリエーション豊富にエクササイズを行えます。バーベルやダンベルが1セットあれば、胸・背中・肩・腕・お尻・太もも・ふくらはぎなど、全身どんな部分のエクササイズでも行えます。



フリーウエイト・トレーニングのデメリット

● 正しい知識が必要
フリーウエイトは自由度が高い反面、トレーニングの知識がなければ、目的とする部位をどうやって刺激したらいいのか分かりません。また、トレーニングの方法を知っていたとしても、正しいフォームや注意点などを理解していないと、目的とする部分に刺激が入らなかったり、ケガをするリスクが高まってしまいます。

● バランスを崩しケガをするリスクも高い
姿勢を自分で保持する必要があるため、マシントレーニングに比べて、バランスを崩してケガをしてしまうリスクが高いといえます。

まとめ

マシーン・トレーニング、フリーウエイト・トレーニングにはそれぞれメリット、デメリットがあることをお分かり頂けたと思います。

このような特徴から何の知識もなくトレーナーも居ない場合やリハビリで筋力を回復する場合はマシーン・トレーニングから始めると比較的安全にトレーニングができます。また、フリーウエイト・トレーニングで追い込み更に追い込む時にマシーン・トレーニングでより安全にトレーニングを行うことができます。
フリーウエイ・トレーニングは、機能的な動き作り、競技のため、マシーン・トレーニング付けた筋力をより機能的にするための時に行います。

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